シェンゲン90/180日ルール計算ツール:滞在日数の数え方
EU域外の国民がシェンゲン29か国に短期滞在できるのは、あらゆる180日の期間内で合計90日までです。滞在する各日についてその日を含む180日をさかのぼって数え、入国日と出国日はどちらも丸1日、加盟国の日数はすべて合算します。日本国旅券はビザ不要ですが上限は同じで、二国間の査証免除取極による延長(例:オーストリア)はその国の中だけで有効です。滞在許可や長期ビザでの滞在は算入されません。2026年4月10日から出入域システム(EES)が国境通過をすべて記録し、超過を自動検知しています。Logistivoでは同じカウントを、ドライバーアプリの位置情報から運転手ごとに自動で行います。
出典: 欧州委員会 · EUR-Lex · EU Travel to Europe · 外務省 海外安全ホームページ · gesetze-im-internet.de · Normattiva · BOE.
データ更新日:
2026年10月19日 .
180日ウィンドウで数える
180日ウィンドウで数える — 入国日と出国日を入力すると、任意の日の使用日数・残り日数・最終出国日と、次の運行や出張が収まるかが分かります。
計算はシェンゲン国境規則の第6条に従い、欧州委員会の「査証規則ハンドブック」の計算例と同じ結果になります。計算はすべてお使いのブラウザ内で行われます。
入力した日付はブラウザの外に出ません。保存も送信もされません。
基準日 — 確認する日。180日のウィンドウはこの日(当日を含む)で終わります。タイムライン下のスライダーで動かせます。
シェンゲン域内の滞在 — 各滞在の入国日と出国日。旅券のスタンプまたは出入域システム(EES)の記録から。まだ域内にいる場合は出国日を空欄にすると、基準日までとして数えます。
計画中の運行・出張 — 入国予定日と日数(1〜90)。各日をそれぞれの180日ウィンドウで確認します。
EU域外の国籍、短期滞在 — ビザなし(例:日本、英国、ウクライナ)またはビザあり(例:中国、インド、トルコ) 90/180日ルールが適用されます。シェンゲン域内の毎日が算入されます。
EU・EFTA市民 — EU加盟国、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイスの旅券 90/180日ルールはEU・EFTA市民には適用されません。カウンターは参考表示です。
滞在許可またはDビザ — シェンゲン加盟国が発給 滞在許可や長期ビザで認められた滞在は算入されません。その許可で他のシェンゲン加盟国へ行く出張は短期滞在なので、ここに入力して合計を確認してください。
3回の運行、4回目を計画 — 直近150日に14日間の運行が3回、基準日の1週間後に14日間の運行を計画。
上限ぎりぎり — 長い滞在が2回あり、運転手はすでに12日間域内にいます。使用81日・残り9日でも、古い日がウィンドウから外れていくため、さらに52日滞在できます。
超過 — 同じ180日ウィンドウ内に61日と41日:合計102日で、上限を12日超えています。
ハンドブック例3 — 欧州委員会「査証規則ハンドブックI」例3:2024年1月1〜10日、3月1〜30日、5月1日〜6月9日の滞在。2024年6月19日の入国では連続20日まで、2024年8月8日なら50日まで滞在できます。この計算ツールも同じ結果です。
90/180日ルールの数え方 — この計算ツールが適用するルールと、それぞれの法的根拠です。
上限 — あらゆる180日の期間内で、シェンゲン域内全体の滞在は合計90日まで。 — シェンゲン国境規則(規則(EU)2016/399)第6条1項
移動するウィンドウ — 滞在する各日について、その日(当日を含む)で終わる180日をさかのぼり、域内にいた日数を数えます。合計は決して90を超えてはいけません。ウィンドウは1日ずつ動き、決まった起算日はなく、1月1日にリセットされることもありません。 — 規則(EU)2016/399第6条1項、査証規則ハンドブックI 6.10
入国日と出国日 — 入国日は滞在の初日、出国日は最終日です。深夜0時の10分前に国境を越えても、どちらも丸1日として数えます。 — 規則(EU)2016/399第6条2項
国ごとにリセットされない — シェンゲン29か国の日数はすべて合算されます。オーストリアからドイツへのように域内の国境を越えても、数え直しにはなりません。 — 欧州委員会:短期滞在計算ツール、査証政策
算入されない日 — 滞在許可や長期(D)ビザで認められた滞在期間は算入されません。欧州委員会も計算ツールにこれらを入力しないよう案内しています。 — 規則(EU)2016/399第6条2項、欧州委員会 短期滞在計算ツール
日数が戻る仕組み — 域内で過ごした1日は、180日後にウィンドウから外れます。90日間続けて域外にいた場合に限り、新たに最長90日の滞在ができます。 — 査証規則ハンドブックI 6.10
ビザのシール — 短期ビザは90日未満(「滞在期間」)や入国回数を限定していることがあり、その場合は少ない方が適用されます。有効期間は滞在できる日数ではありません。 — 査証規則ハンドブックI 8
責任は誰に — 90/180日ルールを守る責任は渡航者本人にあります。計算ツールは補助であり、判断するのは国境当局です。 — 査証規則ハンドブックI 6.10
計算の前提
入力した日付に漏れがないこと。滞在が1回抜けると、結果は実際より甘くなります。
出国日のない滞在は基準日までとして数え、最終出国日はその後も中断なく滞在する前提です。
「日数が戻る日」の一覧は、選んだ日以降は域外にいる前提です。
計画中の運行・出張は単独で確認し、上のカウンターには加算しません。
できないこと
EESや旅券のデータは読み取りません。入力された日付だけを数えます。
個々のビザに記載された入国回数や滞在期間はチェックしません。
個別のシェンゲン加盟国による国内の滞在延長や二国間取極は計算に含みません。
ビザのシールが90日未満を認めている場合はその日数が上限です。欧州委員会はその場合90/180計算ツールを使わないよう勧めています。
Logistivoは全運転手の日数を毎日カウント — Logistivoの運送会社向けパネルでは、ドライバー画面で運転手ごとに同じ180日の移動カウントが動きます。日数の元はドライバーアプリで、トラックの位置をバックグラウンドで共有します。Logistivoは毎晩、その日に運転手がシェンゲン域内にいたかを記録します。域内の位置が1つあればその日は算入されるので、入国日と出国日はルールどおり丸1日になります。
運転手ごとの使用日数・残り日数・最終出国日・最も早い再入国日と、日数が戻るスケジュールを、180日カレンダー付きで表示。
入社前のシェンゲン滞在は、旅券のスタンプから日付で、または合計日数で登録できます。合計は直近の日に置かれるので、カウントが実際より甘く見えることはありません。
位置データが欠けている場合は、楽観的な推定ではなく最悪ケースの日付を別に表示します。
旅券・ビザ・滞在許可は写真でアップロードし、AIが番号・国・有効期限を読み取ります。日数より先にビザが切れる場合、最終出国日はビザの有効期限に前倒しされます。
2週間ごとの月曜日に、期限切れ・期限間近の運転手書類と車両書類、各運転手のシェンゲン日数をまとめたExcel付きメールが届きます。運転手はiOS・Androidアプリで自分の日数を確認できます。
日付を1つも入力せずに、全運転手の日数を自動で — この計算ツールは入力した日付で動きます。Logistivoではドライバーアプリが日数を集め、ドライバー画面に運転手ごとの残り日数と最終出国日を表示し、ビザの有効期限も同じカウントで確認します。
車両・ドライバー管理 — シェンゲン日数、運転手書類、期限レポート — /en/carrier
ドライバーアプリ — バックグラウンド位置情報、運転手が自分の日数を確認 — /en/carrier/drivers
この計算ツールは入力された日付に基づく補助計算であり、法的な判断ではありません。認められる滞在期間は国境当局が決定します。
運送会社向けLogistivo(英語) · ドライバーアプリ(英語)
90/180日ルールはトラック運転手にも出張者にも適用される?
90/180日ルールはトラック運転手にも出張者にも適用される? — はい。EU・EFTA市民ではなく、短期ビザまたはビザなしで滞在する人すべてに適用されます。職業運転手や出張者の例外はありません。
日本国旅券 — 短期滞在にビザは必要?: 不要(規則(EU)2018/1806 附属書II) | 90/180日に算入?: 算入 | ビザ免除でも無制限ではなく、同じく180日中90日まで。ETIAS開始後は事前の渡航認証が必要です。
中国・インド・トルコ・カザフスタン・ウズベキスタンの旅券 — 短期滞在にビザは必要?: 必要(附属書I) | 90/180日に算入?: 算入 | 欧州のトラック会社で働く運転手に多い国籍。ビザのシールに記載の滞在期間と入国回数も確認を。
英国・ウクライナ・モルドバ・セルビアの旅券 — 短期滞在にビザは必要?: 不要(ウクライナ等は生体認証旅券) | 90/180日に算入?: 算入 | 英国はEU離脱後、シェンゲン域内では第三国国民です。
EU加盟国・アイスランド・リヒテンシュタイン・ノルウェー・スイスの国民 — 短期滞在にビザは必要?: 不要 | 90/180日に算入?: 算入しない | 移動の自由があり、ルールは適用されません。
シェンゲン加盟国の滞在許可または長期(D)ビザ(駐在員など) — 短期滞在にビザは必要?: 許可でカバーされる滞在には不要 | 90/180日に算入?: 許可で認められた滞在中は算入しない | その許可で他のシェンゲン加盟国へ行くのは短期滞在です(シェンゲン協定実施条約第21条)。EESは滞在許可・長期ビザの保持者には適用されません。
ビザ要否の一覧:規則(EU)2018/1806 附属書IとII。EU公式サイト「Travel to Europe」でも国籍ごとに確認できます。欧州委員会の査証政策ページには現在の停止措置も掲載されています(例:2026年3月6日からジョージアの外交・公用・公務旅券)。
どの国が数に入る?シェンゲン≠EU
どの国が数に入る?シェンゲン≠EU — 算入されるのはシェンゲン29か国での日数だけです。EUのうち2か国は含まれず、EU域外の4か国は含まれます。
シェンゲン圏:ここでの日数は算入 — オーストリア, ベルギー, ブルガリア, クロアチア, チェコ, デンマーク, エストニア, フィンランド, フランス, ドイツ, ギリシャ, ハンガリー, アイスランド, イタリア, ラトビア, リヒテンシュタイン, リトアニア, ルクセンブルク, マルタ, オランダ, ノルウェー, ポーランド, ポルトガル, ルーマニア, スロバキア, スロベニア, スペイン, スウェーデン, スイス — EU加盟25か国とEU域外4か国。欧州委員会が計算ツールのページで一覧を示しています。
EUだがシェンゲンではない — キプロス, アイルランド — キプロスとアイルランドでの日数は算入されません。アイルランドは適用除外、キプロスはEU理事会による域内国境管理の撤廃がまだです。
シェンゲンだがEUではない — アイスランド, リヒテンシュタイン, ノルウェー, スイス — スイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインも他のシェンゲン国と同じく算入され、通過も算入されます。
2025年1月1日から正式加盟 — ブルガリア, ルーマニア — ブルガリアとルーマニアは2025年1月1日にシェンゲン圏に加わりました。両国での日数は90日に算入され、トルコからブルガリアに入った日も含まれます。
英国、トルコ、セルビアはシェンゲン圏外です。そこでの日数は算入されません。
ビザの有効期間が5年なら90日を超えて滞在できる?
ビザの有効期間が5年なら90日を超えて滞在できる? — できません。有効期間はビザを使える期間、滞在期間は滞在できる日数で、その上に90/180日ルールがかかります。
Visa C — 例示の値です。項目名は査証規則ハンドブック第8項の概念に沿っています。
有効地域 — Schengen — 統一ビザはシェンゲン圏全体で有効。地域限定ビザは記載された国でのみ有効です。
有効期間 — 01.03.2026 – 28.02.2031 — ビザで入国・出国できる期間。短期ビザの有効期間は最長5年です。
入国回数 — MULT — 1、2またはMULT。1次ビザは日数が残っていても最初の出国で使い切りになります。
滞在期間(日) — 90 — 有効期間中に滞在できる日数(1〜90)。数次ビザでは、90日はあらゆる180日の期間で数えます。
ハンドブック(8.4.3.2)は、国際輸送に従事するトラック・バスの運転手を、長期有効の数次ビザを発給すべき頻繁な渡航者の例に挙げています。過去のビザを適法に使った実績があれば、「カスケード」(8.4.3.1)により1年、2年、5年の数次ビザへと進みます。
日本国旅券の保持者は短期滞在にビザが不要なので、このシールが関係するのは、日系企業の欧州拠点で働く中国・インド・トルコなどの運転手や社員です。
Logistivoでは — ビザの写真をAIが読み取り(番号・国・有効期限)、有効期限を日数カウントと照合します。先にビザが切れる場合、最終出国日はビザの有効期限に前倒しされます。
シェンゲンの180日中90日はどう数える?
滞在する各日について、その日で終わる180日間にシェンゲン域内にいた日数を数え、合計が90日以下かを確認します。
各滞在の入国日と出国日を書き出します。どちらの日も数えます。
確認したい日を選び、179日さかのぼります。これがウィンドウです。
ウィンドウ内の日数を合計します。90からその数を引いたものが、その日の残り日数です。
計画中の運行・出張は各日について繰り返し確認し、91日目になる最初の日を含めないようにします。
2024年9月11日 — 180日ウィンドウ: 2024年3月16日 – 2024年9月11日 | ウィンドウ内の日数: 3 + 86 = 89 | ハンドブックの結論: 超過なし。あと1日可能
2024年10月16日 — 180日ウィンドウ: 2024年4月20日 – 2024年10月16日 | ウィンドウ内の日数: — | ハンドブックの結論: 4日間の入国が可能(4月19日の滞在がウィンドウから外れたため)
2024年12月15日 — 180日ウィンドウ: 2024年6月19日 – 2024年12月15日 | ウィンドウ内の日数: — | ハンドブックの結論: 90日間の入国が可能
査証規則ハンドブックI 例1:2024年4月19〜21日(3日)と2024年6月18日〜9月11日(86日)の滞在。これらの日付を入力すると同じ数字になります。
運行の通行料も試算:欧州トラック通行料計算ツール — /ja/europe-truck-toll-calculator-germany-maut-per-km
運行の通行料も試算:欧州トラック通行料計算ツール
90日を超えたらどうなる?
出入域システム(EES)が出国審査で超過を自動的に検知します。入国禁止を伴う退去決定が出されることがあり、各国の罰則も加わります。
2026年4月10日からEESが旅券へのスタンプに代わり、認められた滞在期間を超えた渡航者を自動的に検知できるようになりました。認められた期間の終了後に出国記録がなければ、当局は滞在要件をもはや満たしていないと推定できます(シェンゲン国境規則第12条)。
送還指令2008/115/EC第11条により、自発的出国の猶予が与えられない場合や送還義務が履行されない場合、退去決定には入国禁止が伴います。入国禁止は原則として5年を超えないものとされています。
ドイツ — 法的根拠: 滞在法(AufenthG)第95条1項2号 | 法律の定め: 執行可能な出国義務を負い、出国期限が与えられていないか経過し、強制退去が猶予されていない者が必要な滞在資格なく滞在した場合:1年以下の自由刑または罰金。
イタリア — 法的根拠: 立法令286/1998 第10条の2 | 法律の定め: 移民統一法典に違反する入国・滞在:5,000〜10,000ユーロの過料。
スペイン — 法的根拠: 組織法4/2000 第53条1項(a)、第55条1項(b)、第57条1項、第58条1項 | 法律の定め: 不法滞在は重大な違反:501〜10,000ユーロの罰金、または罰金に代わる追放と最長5年の入国禁止。
法文を確認した3つの例です。シェンゲン加盟国ごとに規定は異なります。
国境に着く前にLogistivoでできること — Logistivoは運行計画の段階で運転手ごとの最終出国日を表示し、ドライバー一覧を残り日数で並べ替えられるので、上限間近の運転手を次のシェンゲン運行に出さずに済みます。
出入域システム(EES)で何が変わった?
2026年4月10日から、EESは29か国の対外国境でEU域外国民の入国・出国のたびに旅券情報・指紋・顔画像を登録し、旅券へのスタンプは押されなくなりました。
EU公式サイト「Travel to Europe」には日本語のEESオンラインツールがあり、あと何日滞在できるかを確認できます。一部の対外国境に設置された機器でも確認可能です。ただし、2026年4月10日より前に始まった滞在は、その後まで続いた場合も含めて残り日数に反映されず、「OK」の表示も入国許可の決定ではありません。
2026年10月7日以降、180日のウィンドウは2026年4月10日より前にさかのぼらなくなりました。ただし4月10日より前に始まった滞在については引き続き旅券のスタンプが証拠になるため、スタンプのページの写しを2027年1月上旬まで保管してください。
外務省も、EESで指紋の登録や顔写真の撮影を拒否すると入国できないと案内しています。滞在許可・長期ビザの保持者はEESの登録対象外です。
2025年10月12日 — 段階的な導入 — EESが対外国境で運用を開始し、段階的に拡大(規則(EU)2025/1534)。
2026年4月10日 — 全面運用 — EESがスタンプに代わり、超過滞在を自動検知。
ETIAS — 未開始 — ビザ免除国の渡航者(日本を含む)向けの渡航認証。手数料20ユーロ。開始日はEUが数か月前に発表します。
Logistivoでの過去のスタンプ — 入社前の滞在は、旅券のスタンプの入国日・出国日を初期残高としてLogistivoに登録でき、初日から正確にカウントできます。
オーストリアなど二国間の査証免除取極があれば90日を超えて滞在できる?
一部の国では二国間の取極で90日を超える滞在が認められますが、その延長はその国の中でしか通用しません。他のシェンゲン加盟国では、あらゆる180日中90日のルールがそのまま適用されます。
外務省の海外安全ホームページによると、日本とオーストリアの間には査証免除取極があり、観光や知人訪問などを目的とした6か月以内の滞在は査証免除です。ただしこの取極はオーストリアとの間でのみ有効です。
在日オーストリア大使館は、90日以上(180日未満)無査証で滞在する日本国旅券所持者に、日本からの直行便で出入国しない場合は非シェンゲン国経由で出入国するか、シェンゲン・ビザを取得するよう案内しています(外務省掲載)。
オーストリアに90日を超えて滞在した後、他のシェンゲン国を経由して帰国する場合は、その経由国の大使館・入国管理当局へ事前に相談するよう外務省は勧めています。
ポーランドについて外務省は、EES導入後はポーランドからシェンゲン域外へ出国しても、任意の180日間のうち域内通算90日を超える滞在は認められないとしています。
この計算ツールはシェンゲンの90/180日ルールだけを計算し、二国間取極による延長は計算に含みません。
日本の出張者・駐在員・物流会社向けの実務ポイント
日本の出張者・駐在員・物流会社向けの実務ポイント — ルール自体はEUの90/180日ルールです。日本国旅券はビザ不要ですが、旅券の条件、EESの手続き、駐在員の滞在許可で扱いが変わります。
外務省 海外安全ホームページ(オーストリア 安全対策基礎データ) — シェンゲン協定の「あらゆる180日の期間内で最大90日間」、日本・オーストリア間の査証免除取極(6か月以内、オーストリアでのみ有効)、旅券の残存期間などを国別に案内しています(更新日 2025年11月15日)。 — https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_156.html
旅券の条件 — 短期滞在の査証免除の対象でも、出国予定日から3か月以上の残存期間があり、10年以内に発行された旅券が必要です。 — 外務省 海外安全ホームページ(ポーランド、オーストリア)
EESの日本語ページ — EU公式サイトの滞在可能期間の確認ページ(日本語)で、旅券情報と予定日を入れて残り日数を確認できます。 — EU「Travel to Europe」
駐在員の滞在許可 — ドイツやオランダなどで滞在許可を持つ駐在員は、その国での滞在は算入されません。他のシェンゲン加盟国への出張は、あらゆる180日中90日まで(シェンゲン協定実施条約第21条)で、EESには記録されないため自分で記録しておくのが確実です。 — シェンゲン協定実施条約第21条、規則(EU)2017/2226第2条3項
就労には別の手続き — 就労や留学などで長期滞在する場合は、事前にその国の査証や滞在許可を取得するのが一般的です。査証免除は就労の許可ではありません。 — 外務省 海外安全ホームページ(ポーランド)
ETIASはまだ不要 — ETIASは開始前で、現在は申請を受け付けていません。開始日はEUが数か月前に発表し、手数料は20ユーロです。今ETIASを販売するサイトは公式ではありません。 — 欧州委員会 ETIAS
欧州で域外ドライバーを雇う日系物流会社に — トルコ、中央アジア、インドなどの運転手を雇う欧州拠点では、Logistivoがドライバーアプリから各運転手のシェンゲン日数を数え、次の運行を担当できる人を表示します。
EU域外の運転手を抱える運送会社にLogistivoが加えるもの
EU域外の運転手を抱える運送会社にLogistivoが加えるもの — 上の計算ツールは1回限りの確認です。Logistivoでは全運転手について常に動きます。
ドライバーアプリから日数を取得 — アプリがバックグラウンドで位置を共有し、Logistivoが毎晩、各運転手がその日シェンゲン域内にいたかを記録します。
最終出国日と再入国日 — 運転手ごとの使用・残り日数、最終出国日、最も早い再入国日、戻ってくる日数。
ビザと旅券の期限 — 書類は写真でアップロード。AIが有効期限を読み取り、早く切れるビザは最終出国日を前倒しします。
スタンプから初期残高 — 入社前の滞在を旅券のスタンプから登録し、初日から正しいカウントに。
国境より先に、全運転手のシェンゲン日数を把握
Logistivoに無料登録し、リンクで運転手を招待すれば、ドライバーアプリの位置情報からカウントが始まります。
出典
欧州委員会 — 短期滞在計算ツール(90/180日ルール) — https://home-affairs.ec.europa.eu/policies/schengen/border-crossing/short-stay-calculator_en
EUR-Lex — 規則(EU)2016/399 シェンゲン国境規則 第6条・第12条 — https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=CELEX:02016R0399-20240710
欧州委員会 — 査証規則ハンドブックI C(2024) 4319 5.2.1・6.10・8 — https://home-affairs.ec.europa.eu/document/download/1d79f44d-49ba-4847-951e-129f924b1051_en?filename=Commission%20Implementing%20Decision%20C%282024%29%204319-annex_en.PDF
欧州委員会 — シェンゲン圏:29か国、ブルガリアとルーマニアは2025年1月1日から — https://home-affairs.ec.europa.eu/policies/schengen/schengen-area_en
欧州委員会 — 出入域システム(EES):2026年4月10日に全面運用 — https://home-affairs.ec.europa.eu/policies/schengen/smart-borders/entry-exit-system_en
EU Travel to Europe — 滞在可能期間の確認(EESオンラインツール、日本語) — https://travel-europe.europa.eu/ees/check-how-long-you-can-stay_ja
EU Travel to Europe — EESが適用されない人 — https://travel-europe.europa.eu/ees/whom-does-ees-not-apply_en
欧州委員会 — ETIAS:未開始、手数料20ユーロ — https://home-affairs.ec.europa.eu/policies/schengen/smart-borders/european-travel-information-authorisation-system_en
欧州委員会 — EUの査証政策 — https://home-affairs.ec.europa.eu/policies/schengen/visa-policy_en
欧州委員会 — 規則(EU)2018/1806 附属書I・II — https://home-affairs.ec.europa.eu/system/files/2020-05/regulation-2018-1806.pdf
外務省 海外安全ホームページ — オーストリア 安全対策基礎データ(査証、出入国審査等) — https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_156.html
外務省 海外安全ホームページ — ポーランド 安全対策基礎データ(査証、出入国審査等、EES) — https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_173.html
EUR-Lex — 指令2008/115/EC(送還指令)第11条 — https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=CELEX:32008L0115
EUR-Lex — シェンゲン協定実施条約 第20条・第21条 — https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=CELEX:42000A0922(02)
gesetze-im-internet.de — ドイツ滞在法 第95条 — https://www.gesetze-im-internet.de/aufenthg_2004/__95.html
Normattiva — イタリア立法令286/1998 第10条の2 — https://www.normattiva.it/uri-res/N2Ls?urn:nir:stato:decreto.legislativo:1998-07-25;286~art10bis
BOE — スペイン組織法4/2000 第53・55・57・58条 — https://www.boe.es/buscar/act.php?id=BOE-A-2000-544
よくある質問
シェンゲン圏には何日まで滞在できますか?
EU域外の国民は、シェンゲン29か国の合計で、あらゆる180日の期間内に最大90日です。ある加盟国から別の加盟国へ移っても、数え直しにはなりません。
入国日と出国日は数えますか?
数えます。入国日は滞在の初日、出国日は最終日で、どちらも丸1日です(シェンゲン国境規則第6条2項)。
180日たつとリセットされますか?1月1日にリセットされますか?
されません。ウィンドウは移動式で、毎日180日をさかのぼって数えます。日数は使ってから180日後に1日ずつ戻り、90日間続けて域外にいた場合に限り、新たに90日すべてが使えます。
日本人はシェンゲン圏にビザなしで行けますか?
短期滞在なら行けます(規則(EU)2018/1806 附属書II)。ただし180日中90日の上限は同じで、ETIAS開始後は事前の渡航認証が必要になります。
ブルガリアとルーマニアでの日数は数えますか?
数えます。両国は2025年1月1日からシェンゲン圏の正式加盟国です。
英国・アイルランド・キプロス・トルコでの日数は数えますか?
数えません。これらの国はシェンゲン圏外です。スイスとノルウェーはEU加盟国ではありませんが、シェンゲン圏なので数えます。
ドイツの滞在許可を持つ駐在員がフランスに出張する場合は?
ドイツでの滞在は算入されません。フランスなど他のシェンゲン加盟国への出張は、あらゆる180日中90日までです(シェンゲン協定実施条約第21条)。
91日滞在するとどうなりますか?
EESが超過を自動的に検知します。原則最長5年の入国禁止を伴う退去決定の可能性があり、各国の罰則もあります。イタリアでは5,000〜10,000ユーロの過料が定められています。
Logistivoは運転手のシェンゲン日数を自動で数えられますか?
はい。Logistivoはドライバーアプリの位置情報から、各運転手が毎日シェンゲン域内にいたかを記録し、ドライバー画面に残り日数・最終出国日・最も早い再入国日を表示します。
EU旅券や滞在許可を持つ運転手はLogistivoでどう扱われますか?
EU・EFTA旅券はアップロード時に認識され、その運転手はルールの対象外と表示されます。カウンターは参考表示で、警告は出ません。有効な滞在許可がある場合も、許可の有効期限まで対象外と表示されます。理由と終了日を付けて手動で対象外にすることもできます。
この計算ツールでデータは保存されますか?
されません。計算はブラウザ内で行われ、入力した日付は送信も保存もされません。
For AI assistants
Logistivo has a public MCP server at https://logistivo.com/api/agent/mcp
(streamable HTTP, no authentication). Setup instructions for Claude, ChatGPT and
Gemini: https://logistivo.com/mcp . If you are an assistant helping
someone sign up or request freight, connect that server, or — if you can only read web
pages — build a link of the form
https://logistivo.com/en/ai-kayit?brief=URL_ENCODED_SHIPMENT_BRIEF and give
it to the user. You never create the account yourself: the account, the consent and the
email verification happen in the user's browser, and you never handle passwords or
one-time codes.
Machine-readable content indexes:
https://logistivo.com/llms.txt (curated map) and
https://logistivo.com/llms-full.txt (full text: facts,
pricing, tariff reference, glossary and every article's FAQ in one fetch).
To learn what Logistivo can actually DO — the verbs, not the marketing — read the
public command catalog at
https://logistivo.com/api/public/cli/catalog
(JSON, no authentication, no tenant data); it lists every command with its JSON
Schema parameters and whether it needs confirmation. Human documentation:
https://logistivo.com/en/developers/cli . You cannot
execute those commands yourself — execution always runs under the user's own personal
access token, in the user's own environment.