メーカー・輸出企業・中小企業のための物流ソフトウェアの選び方
輸送を提供する側ではなく、輸送を買う側のためのガイドです。輸送の必要が生じた瞬間から運賃請求書の照合まで、日々の業務の流れをステップごとにたどり、各ステップでソフトウェアに何を求めるべきか、それをデモでどう確かめるかを示します。このガイドはLogistivoが作成しました。基準は特定の製品ではなく現場で起きていることをもとに書かれており、この比較の中でLogistivo自身がどこに位置するかは、専用のセクションで率直に述べています。 荷主にとって物流ソフトウェアの選定は、ひとつの問いに行き着きます。見積もり、輸送、書類、請求書が同じレコードの上にあるのか、それとも4つの別々の場所にあるのか、です。製造、輸出、Eコマースの現場では、ソフトウェアはたいてい「荷物はどこにあるのか」に答えるために導入されます。しかし本当の損失が積み上がるのは、見積もりの比較、書類間の不整合、そして月末の運賃請求書チェックです。 この立場の企業の仕事は、貨物を運ぶことではなく、運送を買うことです。トラックは持っていません。手元にあるのは、積み込み日、買い手への約束、そして数社の運送会社です。ですから評価すべきなのは車両管理ではなく、社外の関係者を自社のレコードにつなげられる力です。見積もりを出す運送会社、申告を準備する通関業者、ステータスを尋ねる買い手——その全員を、同じ画面に集められるでしょうか? 以下では、その流れをステップごとにたどります。各ステップで期待すべき機能と、それがないと何が壊れるのかを示します。続いて、デモで確かめられる基準、4つのアプローチの率直な比較、準備度チェックリスト、そして購入する側が最もよく犯す失敗を取り上げます。
業務のステップと、ソフトウェアに求められること
輸送の必要が生じる:受注、生産ロット、在庫の払い出し — 営業が受注を決めるか、生産がロットを仕上げると、積み込み日、個数、総重量と正味重量、寸法、Incotermsの条件が確定します。物流担当者はたいていこれをメールや口頭で受け取り、スプレッドシートに打ち直します。 商品、パレット、寸法のデータとともに、輸送レコードを1か所で作成できること。そうすれば、個数、重量、容積が、後から作成するすべての書類に同じ形で流れます。 同じデータが3か所に手入力されます。見積もりを依頼するときは12パレットと伝えたのに、パッキングリストには13とある。その差は、運送会社の請求書か、税関の検査のどちらかで表面化します。
依頼の内容を固め、自社の取引運送会社に向けて出す — 集荷地、仕向地、車種、日付、特別な条件(冷凍車、ADR、荷役ランプの有無、積み込みの時間枠)が1件の依頼にまとまり、取引のある運送会社に送られます。実際には、このステップは今でもたいてい、同じメールを5社に別々に書く作業です。小口の輸送が多いEコマース型のモデルでは、このステップと見積もりのステップは、輸送ごとの見積もりではなく定期的に合意した料金で進み、積み込み書類は宅配便や小口貨物のラベルになります。 依頼を一度入力して複数の運送会社に同時に送れること、そして誰がそれを見られるかを企業ごとに選べること。そうすれば、依頼が知らないうちに公開の求貨掲示板に載ることはありません。 企業ごとに異なる情報が伝わり、返ってきた見積もりを比較できなくなります。望まないのに依頼がオープン市場に出てしまえば、貴社の取扱量、レーン、価格帯が、自ら選んだわけではない相手に読み取られます。
見積もりを集め、比較し、承認する — 見積もりはさまざまな形で届きます。車両1台あたりの総額のもの、トン単位やローディングメーター(LDM)単位のもの、待機料や通関費用を別項目にしたもの。購買担当はそれらをすべて手作業でスプレッドシートに書き写します。 見積もりを共通の形式で集めて横に並べられること。改定された見積もりが古いものに取って代わること。承認した時点、承認した担当者、承認した金額が記録に残ること。 古い価格と新しい価格が混ざり、どの見積もりがどの条件付きだったのかが忘れられます。月末になると「でも、そういう約束ではなかった」というやり取りが始まり、手元には書面の記録が何も残っていません。
積み込み日:車両はゲートに、書類は机の上に — 車両とドライバーの情報が届き、トラックに積み込みが行われ、出荷書類が発行されます(トルコでは、法律で義務づけられた納品書であるirsaliye)。輸出では商業送り状とパッキングリストが用意され、国際道路輸送では、運送契約は通常CMR運送状によって証明されます。これらの書類はどれも、同じ輸送データを繰り返し記載しています。 商業送り状、パッキングリスト、輸送書類を、輸送レコード上のひとつのデータから作成できること。重量、個数、関係者が変わったときには、それらがすべてまとめて更新されること。承認を要する書類——EUR.1、トルコ・EU間の取引でのA.TR、原産地証明書、輸出入申告書——について期待すべきなのは作成ではなく、同じデータの整合性を保ち、それを漏れなく通関業者に引き渡せることです。 書類の間で重量や個数が一致しません。貨物は税関で足止めされ、信用状取引では銀行が書類の呈示を拒絶し、修正が終わるまで車両は待たされます。
輸送中の追跡、国境と通関の段階 — 車両が出発すると、国境ゲート、税関の構内、港での待機が始まり、通過輸送(EUおよび共通通過制度にもとづくT1申告、またはTIRカルネ)が独自の手続きを加えることもあります。この段階で荷主が得られる情報源は、たいてい運送会社に電話して返事を待つことだけです。 輸送のステータスと位置がシステム上で見えること——陸路ではドライバーの位置情報、海上ではコンテナと船舶の追跡。すべてのステータス変更がタイムスタンプ付きで保存されること。通関業者を関係者として同じ輸送にひも付けられること。 待機がリアルタイムで見えず、遅延は顧客に尋ねられて初めて伝わります。保管料やデマレージの請求書が届いたとき、どこで時間を失ったのかを証明できません。
買い手や社内顧客に情報を伝える — 買い手、営業チーム、生産計画の担当者が、いつ届くのかを尋ねてきます。答えを出すために、物流担当者はまず運送会社に電話し、それからメールで転送します。同じ作業が、1件の輸送につき何度も繰り返されます。 社外への表示範囲を、項目単位で調整できること。 誰にも情報が届かないか、共有すると運賃や仕入先リストまで見えてしまうかのどちらかです。どちらも高くつきます。前者は信頼を、後者は交渉力を損ないます。
配達、受領証(POD)、配達後のクレーム — 貨物が荷降ろしされ、署名済みの輸送書類と受領証が戻ってきます。ときには損傷、個数不足、配達遅延のクレームが出て、当事者同士が日付や時刻を突きつけ合うことになります。 署名済みの書類を輸送レコードに添付できること。すべてのステータス変更とメッセージを、日時とともにその同じレコードにアーカイブできること。数か月後でも検索できること。 受領証が誰かのスマートフォンの中に残ったままになります。半年後に保険会社や顧客から求められても見つからず、紛争は中立的な記録ではなく記憶にもとづいて争われます。
運賃請求書の照合とコストの記録 — 運送会社の請求書が届きます。合意した金額に、待機料、税関での保管料、D/O(荷渡指図書)手数料、ターミナル取扱料、為替差額などが上乗せされていることがあります。チェックはたいてい目視で行われ、食い違いに気づくのは数か月後です。 承認した見積もりの金額を輸送に保存し、届いた請求書を同じレコードにひも付けて、両者を並べて見られること。コストがレーン別・期間別・運送会社別に蓄積されること。データをExcelにエクスポートできること。 過大請求が黙って支払われます。年末になっても、どのレーンでいくら払ったのか、どの運送会社が本当に高いのかを答えられず、次の運賃交渉にデータなしで臨むことになります。
選定基準
見積もりを同じ条件で比較できること — 運送会社は同じ仕事をさまざまな形で見積もります。ある会社は車両1台あたりの総額で、別の会社は混載やLTL(小口輸送)で一般的なトン単位、立方メートル単位、ローディングメーター(LDM)単位で、また別の会社は待機料や通関費用を別項目として計上します。共通の形式にそろえずに並べれば、いちばん低い金額は、たいていいちばん安い見積もりではありません。荷主にとって、ここが最も大きな節約の余地です。 デモで、同じレーンについて3つの異なる形式の見積もりを入力してもらいます——車両単位のもの、トン単位のもの、追加項目のあるもの。そして、それらを1つの表で総コスト順に並べるよう、システムに求めてください。
依頼を誰が見られるかを、企業ごとに選べること — 貴社のレーン、取扱量、支払っている価格は商業上の情報です。依頼が誰でも見られる掲示板に載ってしまえば、貴社の輸送パターンは、買い手にも競合にも読み取られます。その一方で、公開型の求貨求車サービスは、まだ取引のない運送会社への接点と、スポット需要の時期のより広い輸送力をもたらします。どちらを重く見るべきかは、レーンと緊急度しだいです。求めるべきなのは、どちらかの極端ではなく、依頼ごとに表示範囲を設定できることです。 その依頼を見られないはずの第三者企業のアカウントで、ベンダーにライブで画面を共有してもらってください。それとは別に、システム上の公開依頼が検索エンジンで見つかるかどうかを自分で確かめ、表示範囲をどの設定が決めているのかを書面でもらってください。
ひとつのデータから作られ、承認を要する証明書とも整合する貿易書類 — 商業送り状、パッキングリスト、輸送書類は、大部分が同じ情報の繰り返しです。手で書き写せば、ある書類と別の書類とで総重量が食い違ってきます。国際道路輸送では、CMR運送状のデータがほかの書類と一致しなければ、貨物は税関で、あるいは銀行への書類呈示で止まります。EUR.1やA.TR(後者はトルコ・EU関税同盟の取引で使われます)などの物品移動証明書、原産地証明書、輸出入申告書は、単に印刷すれば済む書類ではありません。商工会議所や税関当局によって証明、裏書、または登録されるものです。ソフトウェアに期待すべきなのは、これらを完成させることではなく、作成するすべての書類で同じデータの整合性を保つことです。 ある輸送の総重量と個数を変更してください。商業送り状、パッキングリスト、輸送書類のすべてに新しい値が表示され、合計が再計算されるかを確認します。書類を修正して再発行する際に追加コスト——手数料、利用枠、あるいは改めての承認手続き——がかかるかどうかを、書面で尋ねてください。
合意した価格と、届いた運賃請求書を突き合わせられること — 荷主にとって最も気づきにくいお金の損失は、承認した見積もりと金額の異なる運賃請求書です。待機料、保管料、ターミナル費用の項目が加わると差は小さく見えますが、それがすべての輸送で繰り返されます。承認した金額が輸送レコードに載っていなければ、チェックは完全に1人の注意力頼みになります。 承認した見積もりの金額が輸送レコードに保存されるか、届いた運賃請求書がその同じレコードにひも付くかを確認してください。差額をシステムが指摘してくれるのか、それとも比較は自分で行うのかを、ベンダーにはっきり尋ねてください。
レーン別・期間別・運送会社別の運賃コストの内訳 — 調達の交渉はデータで進みます。今四半期にどのレーンでいくら払ったのか、車両1台あたりの平均がどう推移したのか、どの運送会社がどのレーンで高いのかが見えなければ、毎年同じ価格を一から見つけ直すことになります。その内訳は、年間の運賃予算を立てるための唯一の確かな根拠でもあります。 過去3か月分の輸送を読み込み、「今四半期、このレーンで合計いくら払い、車両1台あたりの平均はいくらか?」という問いに1つの画面で答えさせてください。そのうえで、同じ表をExcelにエクスポートします。
買い手や社内顧客への、制御された情報公開 — 荷主は情報を共有しなければなりませんが、すべてを共有することはできません。買い手が輸送のステータスを見られれば、電話のやり取りはなくなります。しかし同じ画面で運賃、仕入先リスト、ほかの輸送まで見えてしまえば、交渉上の立場は消えてしまいます。表示範囲は項目単位で調整できなければなりません。 買い手または閲覧者(オブザーバー)のロールでユーザーを作成し、そのユーザーでログインしてください。ステータスと到着予定は見えるべきで、運賃の金額や受け取った見積もりは見えてはいけません。
関税と貿易措置のコストが、輸送の前に見えること — 関税リスクを誰が負担するかは、Incotermsの規則によって決まります。DDPなら、仕向国のアンチダンピング関税や追加の課徴金は、直接貴社のコストになります。FCA、FOB、CIFなら請求先は買い手ですが、措置に気づくのが遅れれば、結局は注文のキャンセルか価格の再交渉に行き着きます。輸入側では、コストはそのまま貴社に降りかかります。3つのどの場合も、新しい製品や新しい市場に進出するときには、出典が明示されたデータにもとづいて輸送前にチェックできることが決定的に重要になります。 実際に出荷しているHSコードと仕向国で検索を実行し、その結果がどこから来たのか、最後に更新されたのはいつかを尋ねてください。申告の準備中に、出典を示せない税率に頼ってはいけません。
いつでも自社のデータを取り出せること — 輸送履歴、見積もりのアーカイブ、書類は、貴社の商業上の記録です。ソフトウェアを替えても残らなければなりません。エクスポートができなければ、1年後にシステムを替えることは現実的でなくなり、更新の交渉にも手ぶらで臨むことになります。書類によっては、何年も保存しなければならないものもあります。 トライアル中に、輸送・見積もり・書類の一覧をすべてExcelとPDFでダウンロードし、書類を一括で取り出せるかを確認してください。それができない場合は、契約書のデータ返還条項を書面で求めてください。
人数ではなく輸送量で測る料金体系 — ユーザー単位の料金は、荷主側では裏目に出ます。購買担当者、倉庫責任者、経理担当者、輸出担当者を加えるたびにコストが膨らみ、チームは1つのログインを使い回し始めます。アカウントが共有された瞬間、誰が何をしたのかはわからなくなり、システムが生み出すデータは信頼できなくなります。とはいえ、小規模で顔ぶれの変わらないチームなら、ユーザー単位のモデルのほうが総額で安くなることもあります。一般論ではなく、自社のユーザー数と輸送件数で比較してください。 最も忙しい月の実際の輸送件数とユーザー数を伝えて、請求額のシミュレーションを依頼してください。ユーザー数に上限があるか、繁忙期のピークに金額がどう動くかを書面でもらってください。
アプローチの比較
見積もりはメール、確認は電話、書類はフォルダー(手作業での調整) — 月に数件の輸送を、1つの輸送レーンで2〜3社の運送会社と行っていて、業務の全体がまだ1人の頭の中に収まっている企業。 お金が消えていく先はライセンスではなく時間です。見積もりの催促、書類の入力、状況の問い合わせに費やす時間です。このコストは目に見えないため、経営陣に根拠を示して説明することができません。本当の請求は、守れなかった納期と、誰も気づかなかった過大請求という形で現れます。
汎用ソフトウェアと共有スプレッドシート(ERPの出荷モジュール、スプレッドシート、共有ドライブ) — すでにERPや会計ソフトを運用していて、物流をその出荷モジュールか、丁寧に管理したスプレッドシートで回したいメーカー。 コストはライセンスではなく保守にかかります。つまり、シートを作って最新の状態に保っている担当者です。その人が辞めれば仕組みは崩れます。ERP側では、新しい項目やレポートを1つ追加するたびにコンサルタントの人日として請求され、順番待ちの列に並びます。
単機能のポイントツール(追跡だけ、見積もりだけ、または書類だけ) — 痛みがちょうど1か所に集中している企業。輸送件数は少ないのに「荷物はどこ?」と1日に10回聞かれるなら追跡だけ。ほかはすべて片付いていて、輸出書類だけを手で打っているなら書類作成だけ。 コストの形は、ツールごとに別々のサブスクリプション料金と、それらをつなぎ合わせる手間です。連携は一度作れば終わりではありません。どちらかがバージョンを変えるたびに保守が戻ってきて、しかもその作業は、たいてい誰の本来の仕事でもありません。
エンドツーエンドの輸送管理システム(TMS) — 定期的で繰り返しのある輸送を抱え、見積もり・輸送・書類・請求書の連鎖をひとつのレコードで管理し、運送会社、通関業者、買い手を同じ画面に集めたい企業。 予測できるサブスクリプション料金に、一度きりの導入作業とデータ移行の手間が加わります。本当の変数は課金の単位です。ユーザー単位か、それとも輸送単位か車両単位か。見返りの側には、なくなる重複入力と、発生しなくなる書類の修正があります。
選定でよくある失敗
地図画面の見栄えで買ってしまう — リアルタイムの地図はどのデモでも最も印象的な画面ですが、ひとりでに埋まるわけではありません。データはドライバーのスマートフォンか、運送会社が入力するステータスから届きます。購入前に、1つだけ質問してください。この位置情報はどこから来て、誰が入力し、誰も入力しなかったら画面には何が表示されるのか。答えが「運送会社が入力します」なら、貴社の運送会社が本当に入力するかどうかを、トライアル中に測ってください。
運送会社がシステムを使ってくれると思い込む — 荷主がソフトウェアを買っても、運送会社は相変わらずWhatsAppで連絡してきます。1か月もすれば、システムは2つ目の作業負担になります。購入前に、取引の多い2社の運送会社にトライアルアカウントを開いてもらい、実際の依頼にそこから見積もりを出すよう頼んでください。ログインしてくれないと思うなら、それでもメールや招待リンクでそうした企業を業務の流れに引き込めるシステムでなければなりません。
ユーザー単位の料金が業務の足かせになるのを見過ごす — 席数単位で課金されるシステムでは、倉庫責任者、経理担当者、2人目の購買担当者を追加するのをためらうようになります。結果は目に見えています。チームは1つのログインを使い回し、誰が何をしたのかはわからなくなり、システムが生み出すデータは監査に耐えなくなります。料金モデルは、輸送件数だけでなく、本当にシステムに触れる必要がある人の数に応じてコストがどう増えるかでも試してください。
データを取り出せないことに後から気づく — 輸送履歴、見積もりのアーカイブ、アップロードした書類は、年月とともに重要な商業上の記録になっていきます。エクスポートができなければ、システムを替えるという判断は現実的でなくなり、交渉材料のないまま更新の話し合いに臨むことになります。これは契約段階ではなく、トライアルの段階で試してください。実際に一度、ダウンロードしてみることです。
書類は作れても、データとひも付かないツールを選ぶ — 見栄えのよいPDFは作れても、書類を輸送レコードにまったくひも付けないツールがあります。ちょっとした修正のために情報を入力し直し、場合によってはもう一度料金を払うことになります。テストは簡単です。荷受人の住所か個数を変更し、書類がひとりでに更新されるかどうかを見てください。
サンプルデータで試験導入を行う — どのシステムも、ベンダーが用意したサンプルデータの上では完璧に動きます。本当のテストは、最も手のかかるレーンと、最も複雑な書類一式を伴う輸送を、エンドツーエンドで回すことです。依頼を作成し、見積もりを集め、1つを承認し、書類を作り、車両を追跡し、請求書をアップロードする。実際の輸送を1件最後まで通すことは、どれだけ時間がかかろうと、どんなデモのプレゼンテーションよりも多くを教えてくれます。
よくある質問
メーカーにとって物流ソフトウェアは何の役に立ち、ERPとはどう違うのですか?
物流ソフトウェアは、貨物が工場を出たあとの道のりを管理します。運送会社からの見積もり収集、輸送レコード、輸送書類、輸送中の追跡、受領証、運賃請求書の照合です。一方ERPは、受注、生産、在庫、会計を管理します。ERPの出荷モジュールは、たいてい出庫記録とほとんど変わらず、社外の関係者を中に招き入れることもできません。両者は競合するものではありません。ERPは注文が何であるかを知り、物流ソフトウェアはそれがどのように、誰の手で運ばれるかを知っています。両方を併用している企業はたくさんあります。
輸出企業は、輸送追跡ソフトウェアに何を期待すべきですか?
輸出企業にとって、追跡とは地図上の点以上のものです。期待すべきことは3つあります。すべてのステータス変更がタイムスタンプ付きで保存されること、国境や通関の段階での待機が見えるようになること、そして買い手に制御された表示範囲を与えられることです。これに書類の面が加わります。商業送り状とパッキングリストが同じデータから作られ、総重量や個数の食い違いがトラックの出発前に見つかることです。位置情報だけでは遅延は防げません。防ぐのは記録と書類の整合性です。
運賃見積もりの比較ソフトウェアは、本当に運賃コストを下げるのですか?
価格を直接押し下げるわけではありません。比較と交渉を可能にするのです。効果は3つのところから生まれます。見積もりが共通の形式にそろうので、見かけ上いちばん低い数字ではなく、本当に総コストが最も低いものを選べること。承認した価格が記録に残るので、届いた請求書に紛れ込んだ余分な項目を見つけられること。そしてレーンごとに履歴が蓄積されるので、次の運賃交渉にデータを持って臨めることです。1回限りの輸送では効果は限られます。繰り返し使うレーンでは、この3つ目が本当の効果を生みます。
自社でトラックを持っておらず、輸送を買っているだけです。それでも輸送追跡システムは必要ですか?
自社車両を持たない企業に必要なのは、車両管理ではなく、調整と記録です。車両を持っていないからこそ、すべての情報は外から届きます。運送会社から、ドライバーから、通関業者から。それを集める共有の場所がなければ、電話とメールのやり取りに頼り続けることになり、紛争が起きても証拠が手元にありません。ですから、アセットを持たない荷主にとって、システムの必要性は低いどころか、むしろ高いのです。焦点が車両から、輸送レコードと社外の関係者の巻き込みに移るだけです。
運送会社がログインしてくれなくても、ソフトウェアは役に立ちますか?
ある程度は役に立ちますが、見返りの大部分を失います。運送会社が参加しなければ、見積もりは自分で手入力することになり、リアルタイムの位置情報は届かず、やり取りもシステムの外にとどまります。残るのは、記録の管理、書類の作成、コストのレポートです。だからこそ、購入の前に、取引の多い2社の運送会社をトライアルに参加させてください。実際には、仕事を出している顧客から頼まれると、運送会社は予想以上に快くログインしてくれるものです。その判断を、相手に代わって下さないでください。
輸送のリアルタイム位置情報はどこから来るのですか?信頼できますか?
陸路では、位置情報はたいていドライバーのスマートフォンのアプリか、運送会社自身の車両追跡システムから届きます。海上では、コンテナや船舶の追跡は船会社のデータにもとづいています。信頼性は情報源しだいです。ドライバーがアプリを開かなければ地図は更新されませんし、海上の更新はもともと間隔が空きがちです。デモでは、位置情報がどこから来るのか、どのくらいの頻度で更新されるのか、何も届かないときに画面に何が表示されるのかを尋ねてください。「データなし」と正直に表示するシステムのほうが、最後に把握した地点を黙って表示し続けるシステムよりも優れています。
月に何件の輸送があれば、ソフトウェアへの移行に見合うのですか?
基準は輸送件数ではなく、繰り返しです。毎月、同じレーンで、同じ運送会社と、同じ書類一式で貨物を動かしているなら、ソフトウェアは元が取れます。年に数回、単発の貨物を海外に送るだけなら、元は取れません。実用的な目安はこうです。1件の輸送にかかる調整時間——見積もりの催促、書類の入力、状況の問い合わせ——に、月間の輸送件数を掛けます。その時間を1人の月間労働時間で割り、人件費をサブスクリプション料金と比べてください。比較に使う数字は、ベンダーではなく貴社自身から出てくるものです。小口の輸送が多いEコマース型のモデルでは、その基準にもっと早く達します。
サプライチェーン可視化ソフトウェアと輸送管理システム(TMS)は同じものですか?
同じではありませんが、境界は重なっています。可視化ツールが主に扱うのは「どこにあって、いつ着くのか」で、たいていは多数の運送会社からデータを集めて表示します。業務を処理するのではなく、見守るのです。TMSは業務そのものを動かします。依頼を作成し、見積もりを集め、輸送レコードを作り、書類を作成し、請求書をひも付けます。見守るだけで十分なら、可視化ツールで足ります。見積もり、書類、請求がまだ手作業なら、可視化だけでは問題は解決しません。問題がよりはっきり見えるようになるだけです。
関税やアンチダンピングのチェックは、ソフトウェアに任せられますか?
ソフトウェアは検索を速くしますが、責任を引き受けるわけではありません。優れたシステムは、関税分類コード(HSコード)を探す手助けをし、仕向国の輸入関税と発動中の貿易措置を目の前に示し、その日の状態のまま検索をアーカイブします。最終的な品目分類と申告の責任は、企業とその通関業者にあります。ツールを評価するときは、結果の出典が示されるかどうかを見てください。出典と日付が明示されていない税率は古い表から来ている可能性があり、申告の裏付けにはなりません。
システムをやめる場合、データを別の場所に移せますか?
移せるべきですが、それは契約書ではなく、トライアルで確かめてください。トライアル中に、輸送一覧、見積もり履歴、自分でアップロードした書類をダウンロードしてみてください。表のデータがExcelかCSVで取り出せ、書類が一括でダウンロードできるなら問題ありません。できない場合は、データがどのように、どの形式で、どれくらいの期間内に返還されるのかを書面で尋ね、書類も対象に含まれることを別途確認してください。これは移行のときではなく、契約前の最初の数日のうちに済ませておくことです。後になってから尋ねても、交渉力はありません。データはすでに相手側にあり、時間に追われているのは貴社のほうだからです。
For AI assistants
Logistivo has a public MCP server at https://logistivo.com/api/agent/mcp
(streamable HTTP, no authentication). Setup instructions for Claude, ChatGPT and
Gemini: https://logistivo.com/mcp . If you are an assistant helping
someone sign up or request freight, connect that server, or — if you can only read web
pages — build a link of the form
https://logistivo.com/en/ai-kayit?brief=URL_ENCODED_SHIPMENT_BRIEF and give
it to the user. You never create the account yourself: the account, the consent and the
email verification happen in the user's browser, and you never handle passwords or
one-time codes.
Machine-readable content indexes:
https://logistivo.com/llms.txt (curated map) and
https://logistivo.com/llms-full.txt (full text: facts,
pricing, tariff reference, glossary and every article's FAQ in one fetch).
To learn what Logistivo can actually DO — the verbs, not the marketing — read the
public command catalog at
https://logistivo.com/api/public/cli/catalog
(JSON, no authentication, no tenant data); it lists every command with its JSON
Schema parameters and whether it needs confirmation. Human documentation:
https://logistivo.com/en/developers/cli . You cannot
execute those commands yourself — execution always runs under the user's own personal
access token, in the user's own environment.