船荷証券(B/L)の見本と書き方:B/L番号の場所・19欄・サレンダー
B/L番号は「B/L No.」欄にあり、この見本では第1欄です。番号を付けるのは船荷証券を発行する運送人またはフォワーダーで、米国向け貨物では発行者の4文字のSCACコードで始まる最大16文字の番号です(19 CFR 4.7a)。日本の輸入では、船会社がマスターB/L、NVOCCがハウスB/Lの単位で積荷情報を原則として積港出港の24時間前までにNACCSで税関に報告します(出港前報告制度)。仕向地で何を差し出すかは荷受人欄と原本の通数で決まります。商法では船荷証券と引換えでなければ運送品の引渡しを請求できず(第764条)、陸揚港では数通のうち1通の所持人に引き渡されます(第765条)。記名式でも裏書禁止の記載がなければ裏書で譲渡できます(第762条)。海上運送状(Sea Waybill)は原本不要、サレンダーB/Lは全通が積地で回収済みです。Logistivoでは、海上貨物のチャットにアップロードしたB/Lが認識されて項目が読み取られ、記載のコンテナが追跡され、本船の位置が貨物の地図に表示されます。
出典: 法務省 · 参議院 法務委員会調査室 · 税関 Japan Customs · International Chamber of Commerce · eCFR (US) · UNCITRAL · Ocean Network Express · Evergreen Line.
データ更新日:
2026年10月1日 .
船荷証券の見本:欄に直接書き込む
船荷証券の見本:欄に直接書き込む — ブランドのない船荷証券の書式にB/L番号・コンテナ番号・シール番号を書き込み、荷受人欄と原本の通数を選ぶと、引渡しのルールがスタンプで押されます。
見本の書式です。どの船会社・フォワーダーの書式でもありません。
欄の番号はこの見本だけのものです。法律が定めるのは記載事項で、欄の番号ではなく、レイアウトは船会社ごとに異なります。
欄の値は例で、実在の貨物ではありません。
入力した内容はブラウザ内で読み取られます。サーバーに送られるのは照合のためのコンテナ番号だけです。
1. B/L番号 (B/L No — 運送人またはフォワーダーが付ける番号。追跡にも、貨物に関するやり取りにもこの番号を使います。
2. 荷送人(シッパー) (Shipper — 運送人に貨物を渡し、B/Lに名前が載る当事者。 — 例: SAMPLE EXPORT A.S. · MERSIN, TR
3. 荷受人(コンサイニー) (Consignee — 記名式、「TO ORDER」、「TO ORDER OF…」:この欄で誰が貨物を受け取れるかが決まります。
4. 着荷通知先(ノーティファイ) (Notify party — 本船の到着を知らされる相手。ここに書かれても引渡しを受ける権利はありません。 — 例: SAMPLE IMPORT CO., LTD. · TOKYO, JP
5. 受取地 (Place of receipt — 運送人が貨物を受け取る場所。港より前の内陸のこともあります。 — 例: GEBZE, TR
6. 船積港 (Port of loading — 貨物を本船に積む港。 — 例: MERSIN, TR
7. 本船名・航海番号 (Vessel / Voyage No — 船の名前と航海番号。 — 例: SAMPLE VESSEL · VOY. 000E
8. 陸揚港 (Port of discharge — 貨物を本船から降ろす港。 — 例: YOKOHAMA, JP
9. 引渡地 (Place of delivery — 運送人が貨物を引き渡す場所。港より先の内陸のこともあります。 — 例: TOKYO, JP
10. 運賃支払地 (Freight payable at — 運賃をどこで払うか、前払い(PREPAID)か着払い(COLLECT)か。 — 例: FREIGHT PREPAID · MERSIN
11. コンテナ番号・シール番号 (Container / Seal No — コンテナ番号ごとに、扉に付いたシールの番号を並べて書きます。
12. 荷印(マーク) (Marks & Nos — 貨物を識別するために梱包に付けた記号と番号。 — 例: SAMPLE/YOK 1–1200
13. 個数と包装の種類 (No. & kind of packages — カートンやパレットの数。責任限度額はこの数で計算されます。 — 例: 1,200 CARTONS
14. 品名 (Description of goods — 荷送人が通知する内容。危険物は申告が必要です。 — 例: DRIED APRICOTS
15. 総重量・容積 (Gross weight / Measurement — 荷送人が通知した総重量(kg)と容積。 — 例: 12,600 KG · 28 M³
16. 原本の通数 (No. of original B(s)/L — 発行した原本の通数。各原本にその数が記載されます。
17. 作成地と作成年月日 (Place and date of issue — B/Lをどこで、いつ作成したか。 — 例: MERSIN · YYYY/MM/DD
18. 船積みの記載(On Board) (Shipped on board — 特定の船に特定の日に積んだことを示す記載。 — 例: SHIPPED ON BOARD · YYYY/MM/DD
19. 署名と運送人 (Signature · as Carrier / as Agent — 「as carrier」または「as agent for the carrier」として誰が署名したか。この欄で運送人が分かります。 — 例: AS AGENT FOR THE CARRIER
B/L番号はどう読む? — ツールは番号を大文字にし、空白・「-」「/」「.」を取り除いてから、次のルールを当てはめます。
コンテナ番号 — 英字4文字と数字7桁で、最後の数字がISO 6346のチェックデジットと一致するものはコンテナ番号で、B/L番号ではありません。第11欄に入れてください。
ONEYのプレフィックス — 「ONEY」はOcean Network Express(ONE)のプレフィックスです。ONE自身の追跡画面では、プレフィックスを除いた末尾12文字だけを入力します。
その他の英字4文字 — 先頭の4文字はたいてい発行者のSCACです。米国向け貨物では義務で、船会社もフォワーダーもSCACに最大12文字の英数字を続けて番号を作ります(19 CFR 4.7a)。日本の出港前報告でも、ハウスB/Lを登録するときは関連するマスターB/LのSCACと番号を正しく入れる必要があり、税関は「ABCDXXXX」を「ABCDABCDXXXX」とSCACを重ねて入れた例を不一致として挙げています。このプレフィックスは確認済みの一覧にありません。第19欄で誰が運送人として署名したかを見てください。
オーナーコードと同じプレフィックス — この4文字が一覧で船会社のコンテナのオーナーコードでもある場合、ツールはその船会社を示します。ただし、それはその船会社がB/Lを発行した証明ではありません。船会社自身の画面で確認してください。
英字なし — プレフィックスなしの番号を使う船会社も多く、Evergreen自身の追跡画面の例は12桁の012345678900です。番号だけでは発行者は分かりません。第19欄を見てください。
船会社の画面で出てこない — お持ちのものはフォワーダーやNVOCCのハウスB/Lかもしれません。ONEは、NVOCCやフォワーダーが付けたハウスB/L番号はシステムで受け付けないと明記しています。フォワーダーにマスターB/L番号を聞くか、コンテナ番号で追跡してください。
16文字を超える — 16文字の上限は米国税関への申告ルール(19 CFR 4.7a)で、それを超える番号が無効になるわけではありません。
コンテナ番号とシール番号はどう読む? — コンテナ番号は当社のサーバーに送られ、Logistivoのコンテナ追跡ツールと同じISO 6346のチェックで照合されます。メールアドレスなど他の情報は送られません。シール番号は検証しません。
形式とチェックデジット — 英字4文字(3文字のオーナーコードと区分文字U・J・Z)、6桁のシリアル番号、1桁のチェックデジット。英字はA=10からZ=38まで(11・22・33は飛ばす)の値を取り、先頭10文字に1、2、4…512を掛けて合計し、11で割った余りがチェックデジットです。余りが10なら0になります。
オーナーコード — 先頭4文字はコンテナの所有者を示し、今回の航海で運ぶ船会社を示すものではありません。一覧では船会社のコンテナとリース会社のコンテナを分けています。
リースコンテナ — リース会社のコンテナは多くの船会社が使うため、番号から船会社は読み取れません。B/Lの第19欄を見てください。
シール番号 — シール番号には検証できるチェックデジットがありません。米国の申告ルールは、コンテナ番号とそのシール番号をB/L番号にひも付けて並べるよう求めています(19 CFR 4.7a)。
シールされたコンテナの品名は誰のもの? — シールされたFCLの中身の記載は荷送人のものです(「shipper’s load and count」、19 CFR 4.7a)。商法では、荷送人が書面または電磁的方法で通知した品名・数量・荷印に従って記載しますが、通知が正確でないと信じる正当な理由があるときや確認する適当な方法がないときは、その限りではありません(第759条)。
引渡しのときに照合する — 引渡しのときにシール番号をB/Lと照合し、シールの破損や不一致は受取りの際に書面で通知します。すぐに発見できない損傷は受取りの日から3日以内に通知すれば足ります。通知がなければ、滅失・損傷なく引き渡されたものと推定されます(国際海上物品運送法第7条)。
荷受人欄:誰が受け取る? — この欄の書き方で、仕向地で誰が船荷証券を差し出せるかが決まります。日本の商法では、船荷証券は記名式でも裏書によって譲渡でき、譲渡できないのは「裏書禁止」と記載した場合だけです(第762条)。
記名式 — CONSIGNEE CO., LTD. — 荷受人欄に名前を書いたB/L。日本法では裏書禁止の記載がなければ裏書で譲渡できます(第762条)。
指図式(TO ORDER) — TO ORDER — 「TO ORDER」だけなら国際的な慣行では荷送人の指図とされ、荷送人が裏書します。
銀行の指図式 — TO ORDER OF BANK — TO ORDER OF+銀行:その銀行が裏書します。信用状取引でよく使われます。
白地式裏書 — TO ORDER · ENDORSED IN BLANK — 被裏書人を書かずに裏書したもの。持っている人が差し出せます。
持参人式 — TO BEARER — 交付だけで移転し、持っている人が所持人です。
原本の通数:何通発行された? — 数通の船荷証券を作成したときは、その数が記載事項になります(商法第758条第1項第11号)。通数を定める規定はなく、実務では3通(3/3)が一般的です。信用状では「全通(Full set)」の提示を求められるのが普通です。
3/3 — THREE (3) ORIGINALS — 原本を3通発行。
2/2 — TWO (2) ORIGINALS — 原本を2通発行。
1/1 — ONE (1) ORIGINAL — 原本を1通発行。
0 · 海上運送状 — SEA WAYBILL · NON-NEGOTIABLE — 原本なし。裏書はできません。
サレンダー(元地回収) — ORIGINALS SURRENDERED AT ORIGIN — 全通を積地で運送人に返却(実務用語)。
電子B/L(eBL) — ELECTRONIC BILL OF LADING — プラットフォーム上で移転する電子B/L。
仕向地で何を差し出す? ケースごとの引渡しルール — 荷受人欄と原本の通数はセットで読みます。選んだケースが強調表示され、すべてのケースが一覧に残ります。
原本1通 · 記名の荷受人 — 原本を1通差し出し、記名された荷受人が受け取ります。 — B/Lに記名された荷受人(本人確認のうえ)。 — 全通のうち1通の原本(受取済みの記載をして)。 — 日本の商法では、記名式の船荷証券でも裏書によって譲渡でき、譲渡できないのは「裏書禁止」と記載したときだけです(第762条)。いずれにしても、運送品の引渡しは船荷証券と引換えでなければ請求できず(第764条)、陸揚港では数通のうち1通の所持人の請求を拒めません(第765条第1項)。 — 商法第762条・第764条・第765条
原本1通 · 荷送人の裏書 — 「TO ORDER」は荷送人の指図:荷送人が裏書した原本を差し出します。 — 連続した裏書の最後の被裏書人。 — 裏書が連続した原本1通。 — 「TO ORDER」だけの場合に誰の指図かを商法は書いていません。国際的な慣行と、それを明文化した法典(ドイツ商法典第513条、トルコ商法第1228条など)では荷送人の指図とされます。荷送人が裏書するまで、買主は引渡しを受けられません。船荷証券を引き渡すことは、運送品を引き渡したのと同じ効力を持ちます(第763条)。 — 商法第762条・第763条・第764条
原本1通 · 銀行の裏書 — 銀行の指図式:銀行が裏書した原本を差し出します。 — 銀行が裏書した相手(裏書の連続が必要)。 — 銀行の裏書がある原本1通。 — 信用状取引では、B/Lを「TO ORDER OF(発行銀行)」にすることが多く、買主が代金を決済すると銀行が原本に裏書して渡し、買主はそれで引渡しを受けます。銀行は信用状どおりの全通の提示を求めます(UCP 600第20条)。 — 商法第762条・第764条 · UCP 600第20条
原本1通 · 差し出した人 — 白地式裏書の指図式や持参人式のB/Lは、差し出した人に引き渡されます。 — 原本を持っている人。 — 全通のうち1通の原本。 — 紛失・盗難にあった原本も、持っている人が差し出せます。現金と同じように保管してください。二人以上の所持人が引渡しを請求したときは、運送人は運送品を供託でき、最も先に発送・引渡しされた船荷証券の所持人が優先します(第767条)。一人が先に引渡しを受けると、他の所持人の船荷証券は効力を失います(第766条)。 — 商法第765条〜第767条
原本なし · 本人確認で引渡し — 海上運送状は差し出す必要がなく、記載された荷受人が受け取ります。 — 海上運送状に記載された荷受人(本人確認のうえ)。 — 原本なし。荷受人が本人であることを示します。 — 海上運送状は荷送人の請求で交付され、記載事項は船荷証券に準じます。荷送人の承諾があれば電磁的方法で提供でき、船荷証券がすでに交付されているときは交付されません(商法第770条)。ONEは海上運送状を譲渡できない書類で、権利証券ではないと説明しています。 — 商法第770条 · ONE eBL FAQ
矛盾 · 海上運送状は指図式にできない — 海上運送状は荷受人を記載するもの。「TO ORDER」や持参人式の書き方は船荷証券のものです。 — 不明確:誰に引き渡すかを書類が示している必要があります。 — まず書類の種類を直す:記名の海上運送状か、指図式の船荷証券か。 — 「TO ORDER」「TO BEARER」「TO ORDER OF…」と書いて引き渡す旨の条項は、書類と引換えに引き渡すという運送人の約束です(ハンブルク・ルール第1条7)。原本を要しない海上運送状とは両立しません。 — ハンブルク・ルール第1条7 · 商法第770条
積地で回収 · メッセージで解放 — 全通の原本は積地で回収済み。船会社が記名の荷受人への引渡しを仕向地に連絡します。 — B/Lに記名された荷受人。 — 仕向地で原本は不要。全通は運送人の手元にあります。 — 「サレンダーB/L」(Surrendered B/L、元地回収)や「Telex Release」は実務の用語で、法律の定義はありません。考え方は単純で、全通の原本が運送人の手元にあれば、別の所持人が現れることはありません。船荷証券は引換えでなければ引渡しを請求できない証券(第764条)なので、回収されていれば仕向地で差し出すものがなくなります。 — 商法第764条・第765条
積地で回収 · 荷送人の指図 — 指図式B/Lの全通を積地で回収済み。荷送人が指示した人に引き渡されます。 — 荷送人が運送人に指示した荷受人。 — 仕向地で原本は不要。荷受人が船会社に引渡しを確認します。 — 船荷証券が作成されたときは、運送品に関する処分は船荷証券によってしなければならず(第761条)、運送品の処分を求める権利も荷送人ではなく船荷証券の所持人が持ちます(第768条)。全通が運送人に戻っていれば、荷送人の指示が引渡し先を決めます。 — 商法第761条・第768条
電子B/L · プラットフォームで移転 — 電子B/Lは当事者が使うプラットフォーム上で移転し、そこで提示して引渡しを受けます。 — プラットフォーム上で電子B/Lを支配している当事者。 — 紙の原本なし。電子B/Lはプラットフォーム上で運送人に戻されます。 — 日本の商法には、いま電子船荷証券の規定はありません。法制審議会は2024年9月9日に「商法(船荷証券等関係)等の改正に関する要綱」を答申し、「電子船荷証券記録」を設けることを示しましたが、法務省の国会提出法案の一覧(第221回国会まで)にこの改正案はまだありません。現在の電子B/Lは、当事者が利用規約に合意したプラットフォーム上で運用されています。紙のB/Lのスキャンや PDF は電子B/Lではありません(ONE eBL FAQ)。 — 法制審議会答申(2024年9月9日) · ONE eBL FAQ
指図の変更や仕向地前の引渡し — 船荷証券が作成されたときは、運送品の処分は船荷証券によってしなければなりません(商法第761条)。陸揚港以外では、運送人は船荷証券の全通の返還を受けなければ運送品を引き渡せません(第765条第2項)。全通をそろえずに荷受人や仕向地を変えると、運送人は正当な所持人に対して責任を負うおそれがあります。 商法第761条・第765条第2項
原本なしでの引渡し(保証状) — 原本が紛失・未着でも運送人が引き渡すと、正当な所持人に対して責任を負うおそれが残るため、運送人は担保や保証状(L/G)を求めます。運送人は船荷証券の記載が事実と異なることを善意の所持人に対抗できない(第760条)ため、記載と現物の食い違いも保証状で片付く話ではありません。 商法第760条・第764条
一覧にあるコンテナのオーナーコード — MSCU → MSC — Mediterranean Shipping Company (船会社) · MEDU → MSC — Mediterranean Shipping Company (船会社) · MSDU → MSC — Mediterranean Shipping Company (船会社) · MRKU → Maersk (船会社) · MSKU → Maersk (船会社) · MAEU → Maersk (船会社) · CMAU → CMA CGM (船会社) · CGMU → CMA CGM (船会社) · ECMU → CMA CGM (船会社) · APZU → CMA CGM (船会社) · CSNU → COSCO Shipping (船会社) · HLXU → Hapag-Lloyd (船会社) · HLBU → Hapag-Lloyd (船会社) · HLCU → Hapag-Lloyd (船会社) · UACU → Hapag-Lloyd (船会社) · ONEU → Ocean Network Express (ONE) (船会社) · NYKU → Ocean Network Express (ONE) (船会社) · KKFU → Ocean Network Express (ONE) (船会社) · EGHU → Evergreen Line (船会社) · EGSU → Evergreen Line (船会社) · EISU → Evergreen Line (船会社) · EMCU → Evergreen Line (船会社) · YMLU → Yang Ming (船会社) · YMMU → Yang Ming (船会社) · HMMU → HMM (船会社) · HDMU → HMM (船会社) · ZIMU → ZIM (船会社) · ZCSU → ZIM (船会社) · PCIU → Pacific International Lines (PIL) (船会社) · PILU → Pacific International Lines (PIL) (船会社) · WHLU → Wan Hai Lines (船会社) · WHSU → Wan Hai Lines (船会社) · OOLU → OOCL (船会社) · OOCU → OOCL (船会社) · ARKU → Arkas Line (船会社) · TCLU → Triton International (リース会社) · TCNU → Triton International (リース会社) · TRHU → Triton International (リース会社) · TLLU → Triton International (リース会社) · TRLU → Triton International (リース会社) · TEMU → Textainer (リース会社) · TGHU → Textainer (リース会社) · GESU → Textainer (リース会社) · GATU → Textainer (リース会社) · CAIU → CAI International (リース会社) · BMOU → CAI International (リース会社) · BEAU → CAI International (リース会社) · FCIU → Florens (リース会社) · CBHU → Florens (リース会社) · DFSU → Florens (リース会社) · CCLU → COSCO SHIPPING Development (Asia) (リース会社) · CSLU → COSCO SHIPPING Development (Asia) (リース会社)
船会社の公式サイトと貨物追跡ページ — Ocean Network Express (ONE) — https://ecomm.one-line.com/one-ecom/manage-shipment/cargo-tracking · Evergreen Line — https://www.evergreen-line.com/ · Yang Ming — https://www.yangming.com/ · HMM — https://www.hmm21.com/ · COSCO Shipping — https://elines.coscoshipping.com/ebusiness/cargoTracking · OOCL — https://www.oocl.com/eng/ourservices/eservices/cargotracking/ · Wan Hai Lines — https://www.wanhai.com/ · MSC — Mediterranean Shipping Company — https://www.msc.com/en/track-a-shipment · Maersk — https://www.maersk.com/tracking · CMA CGM — https://www.cma-cgm.com/ebusiness/tracking · Hapag-Lloyd — https://www.hapag-lloyd.com/en/online-business/track/track-by-container-solution.html · ZIM — https://www.zim.com/tools/track-a-shipment · Pacific International Lines (PIL) — https://www.pilship.com/ · Arkas Line — https://www.arkasline.com.tr/
本物のB/Lが届いたら貨物に入れる:項目は読み取られ、コンテナは追跡される — Logistivoで、海上貨物のチャットにB/Lをアップロードしてください。船荷証券として認識され、荷送人・荷受人・ノーティファイ、本船名と航海、船積港と陸揚港、B/L番号と日付、個数、総重量、コンテナ番号が読み取られます。その後、B/Lに載ったコンテナが追跡され、本船の位置が貨物の地図に表示されます。積地と仕向地の通関業者は同じ貨物に参加し、チャットでB/Lを確認できます。
AIによる書類読取り — B/Lは貨物のチャットで認識され、当事者・港・本船・B/L番号・コンテナが読み取られます。 — /en/ai-logistics
貨物管理 — B/Lに載ったコンテナが追跡され、本船が貨物の地図に表示されます。 — /en/load-management
通関業者向けLogistivo — 積地と仕向地の通関業者が貨物に参加し、チャットでB/Lを見られます。 — /en/customs
AIによる書類読取り · 貨物管理 · 通関業者向けLogistivo
船荷証券のどの欄に何を書く?
船荷証券のどの欄に何を書く? — 見本の欄番号の順に並べています。書式の番号バッジを押すとここへ、ここのリンクで書式へ戻ります。
1. B/L番号 (B/L No — B/L番号は「B/L No.」と書かれた欄にあり、この見本では第1欄です。商法第758条の記載事項には入っておらず、運送人やフォワーダーが付けます。 — 商法第758条; 19 CFR 4.7a(c)(2)(iii)
B/L番号はどこに書いてある? — 「B/L No.」と書かれた欄です。その欄の位置は船会社のレイアウトによって違い、この見本ではヘッダー部分の第1欄です。ブッキング番号、コンテナ番号(英字4文字と数字7桁)、航海番号と混同しないでください。 米国向け貨物ではルールが明確で、船会社、フォワーダー、その他の発行者のいずれが発行したB/Lにも、最大16文字の固有の番号が付きます。先頭4文字が発行者のSCAC、残りは最大12文字の英数字で、3年間は再使用できません(19 CFR 4.7a)。
どの船会社が発行したB/Lか、どうやって分かる? — 第19欄を見てください。「as carrier」または「as agent for the carrier」の横にある名前が運送人です。番号のプレフィックスは手がかりにすぎず、船会社自身の画面で確認できたプレフィックスは「ONEY」(Ocean Network Express)だけで、ONEはそれを除いた末尾12文字を入力させます。
ハウスB/LとマスターB/Lの違いは? — マスターB/Lは船会社が発行します。ハウスB/Lはフォワーダーや非船舶運航業者(NVOCC)が自分の顧客に発行するもので、米国の規則は「B/Lの発行」をNVOCCのサービスに挙げています(46 CFR 515.2)。 船会社の追跡画面はハウスB/Lを認識しないことがあり、ONEははっきりそう書いています。フォワーダーにマスターB/L番号を聞くか、コンテナ番号(第11欄)で追跡してください。ハウスB/LにもSCACのプレフィックスが付くことがあるので、プレフィックスの有無ではどちらか判断できません。
2. 荷送人(シッパー) (Shipper — 荷送人は運送人に貨物を渡し、B/Lに名前が載る当事者です。品名と数量・荷印は荷送人の書面または電磁的方法による通知に従って記載され、通知が正確でないことで生じた損害は荷送人が賠償します(商法第759条)。 — 商法第758条第1項第4号; 商法第759条
B/Lインストラクション(S/I)とは? — B/Lに何を書くかを荷送人が書面で伝えるものです。荷送人・荷受人・ノーティファイ、荷印、個数、重量、品名を記載します。商法では、運送品の種類・容積または重量・個数・記号は荷送人の通知に従って記載し、通知が正確でないことで生じた損害は荷送人が運送人に賠償します(第759条)。 船会社は自社の画面で受け付けており、Evergreenのメニューには「B/L Instruction」、ONEのメニューには「shipping instruction」があります。
LogistivoのShipper’s Letter of Instruction — Logistivoでは、Shipper’s Letter of Instructionをプラットフォーム上で作成できます。荷送人・荷受人・ノーティファイ、B/Lの種類(original、express release、seaway、telex release)と通数、コンテナ番号とシール番号、個数と総重量を1つの書類にまとめ、英語・トルコ語、または両方を並べて印刷できます。注文のやり取りを貼り付けると項目が入力され、確認して承認します。
3. 荷受人(コンサイニー) (Consignee — 荷受人欄で、誰が引渡しを受けるかが決まります。日本の商法では記名式の船荷証券も裏書で譲渡でき、「裏書禁止」と記載したときだけ譲渡できません(第762条)。 — 商法第762条; 商法第764条
B/Lの「TO ORDER」とはどういう意味? — 荷受人欄に会社名だけを書けば記名式です。「TO ORDER」だけなら、国際的な慣行では荷送人の指図とされ、荷送人が原本に裏書してはじめて買主が引渡しを受けられます。「TO ORDER OF」の後に銀行名があれば、その銀行が裏書します。 注意点:日本法では記名式でも「NON-NEGOTIABLE」などの裏書禁止の記載がなければ裏書で譲渡できます(商法第762条)。譲渡させたくない場合は、その旨の記載が必要です。
4. 着荷通知先(ノーティファイ) (Notify party — ノーティファイは本船の到着を知らされる相手で、引渡しを受ける権利はありません。権利は荷受人欄と原本の所持から生じます。 — 商法第764条
5. 受取地 (Place of receipt — 受取地は運送人が貨物を受け取る場所で、ドア・ツー・ドアでは船積港より前の内陸のこともあります。船積み前でも、受取後は荷送人の請求で「受取船荷証券」を交付しなければなりません(商法第757条第1項)。陸上運送と海上運送を一つの契約で引き受けたときは複合運送証券になります(第769条)。 — 商法第757条; 商法第769条
6. 船積港 (Port of loading — 船積港は貨物を本船に積む港で、船積船荷証券の記載事項です(商法第758条第1項第8号)。港の5文字のUN/LOCODE(横浜はJPYOK、東京はJPTYO)はUN/LOCODE検索(英語)で調べられます。 — 商法第758条第1項第8号
7. 本船名・航海番号 (Vessel / Voyage No — 本船名の欄には船の名前と航海番号を書きます(商法第758条第1項第7号)。船名・IMO番号・MMSI番号で船を探すには船舶追跡ツール(英語)を使えます。 — 商法第758条第1項第7号
8. 陸揚港 (Port of discharge — 陸揚港は貨物を本船から降ろす港です(商法第758条第1項第9号)。陸揚港ではコンテナのフリータイムが始まり、それを過ぎると船会社が請求するデマレージ(ターミナル内)とディテンション(外)はデマレージ・ディテンション計算ツールで日ごとに計算できます。 — 商法第758条第1項第9号
9. 引渡地 (Place of delivery — 引渡地は運送人が最終的に貨物を引き渡す場所で、港より先の内陸のこともあります。受取地・引渡地が港と違うなら、その書類は港から港までの海上区間だけを扱うものではありません。
10. 運賃支払地 (Freight payable at — 運賃欄は、運賃をどこで払うか、前払いか着払いかを示します。運送賃は船荷証券の記載事項です(商法第758条第1項第10号)。前払いか着払いかはたいてい貿易条件で決まり、インコタームズ2020 一覧表でFOB・CIFなどの規則ごとに海上運賃を誰が払うかを確認できます。 — 商法第758条第1項第10号
11. コンテナ番号・シール番号 (Container / Seal No — コンテナ・シール欄には、コンテナ番号ごとに扉のシール番号を並べて書きます。1通のB/Lで複数のコンテナを扱えます。コンテナ番号は箱のもの、B/L番号は貨物のものです。複数のコンテナ番号のチェックデジットとオーナーをまとめて確認するにはコンテナ番号 追跡を使えます。番号の横には40HCや45G1のようなコンテナの種類もよく書かれます。コードの意味はコンテナの種類とタイプコードで確認できます。 — ISO 6346; 19 CFR 4.7a(c)(2)(ii)
B/Lのシール番号とは? — コンテナの扉を封じるシールの番号です。B/L番号の下にコンテナ番号と並べて書かれ、米国の申告ルールもそれを求めています(19 CFR 4.7a)。 シールにはチェックデジットがなく、価値は照合にあります。引渡しのときにB/Lと照合し、破損や不一致は受取りの際に書面で通知します。すぐに発見できない損傷は受取りの日から3日以内です(国際海上物品運送法第7条)。
Logistivoのコンテナと本船 — Logistivoでは、コンテナ番号と船会社で貨物にコンテナを追加して追跡を始められます。海上貨物のチャットにアップロードしたB/Lのコンテナも追跡され、本船の位置が貨物の地図に表示されます。
12. 荷印(マーク) (Marks & Nos — 荷印は貨物を識別する梱包上の記号で、航海の終わりまで読めるように表示されていなければ、荷送人の通知どおりに記載する義務はありません(商法第759条第2項)。荷印・個数・総重量はパッキングリストと一致させます。パッキングリストの書き方で梱包ごとに合計できます。 — 商法第759条第2項
13. 個数と包装の種類 (No. & kind of packages — 個数が運送人の責任限度を決めます。1包または1単位あたり666.67計算単位、または総重量1kgあたり2計算単位のいずれか多い額が限度です。コンテナやパレットで運ぶ場合、包の数がB/Lか海上運送状に記載されていなければ、コンテナの数が包の数とみなされます(国際海上物品運送法第9条)。「1 × 40’ CONTAINER」ではなく「1,200 CARTONS」と書きます。円やユーロへの換算は運送人の責任限度計算(英語)の海上モードで。 — 国際海上物品運送法第9条
14. 品名 (Description of goods — 品名は荷送人の通知によります(商法第759条)。危険物は運送人に通知が必要です。輸入申告で使うHSコードは別に調べます:HSコードの調べ方。 — 商法第758条第1項第1号; 商法第759条
15. 総重量・容積 (Gross weight / Measurement — 総重量と容積は荷送人が通知し、その正確でないことで生じた損害は荷送人が賠償します(商法第759条第3項)。運送人はB/Lの記載が事実と異なることを善意の所持人に対抗できません(第760条)。これは貨物の重量で、本船のためには風袋を含むコンテナの確定総重量(SOLAS第VI章第2規則)も必要です。VGM計算ツールで合計できます。容積はふつう㎥(CBM)で書きます。箱の寸法と個数からの合計はCBM計算ツールで確かめられます。 — 商法第759条; 商法第760条
16. 原本の通数 (No. of original B(s)/L — 原本の欄には発行した通数を書きます。数通作成したときはその数が記載事項です(商法第758条第1項第11号)。通数を定めた規定はなく、3通が一般的です。 — 商法第758条第1項第11号; 商法第765条; 商法第766条
B/Lの原本なしで貨物を引き取れる? — 書類をそのように整えた場合だけです。海上運送状なら原本は不要で、サレンダーなら原本は積地で回収済みです。それ以外は、船荷証券と引換えでなければ引渡しを請求できず(商法第764条)、陸揚港では数通のうち1通で足ります(第765条第1項)。 原本が紛失・未着のときに運送人が引き渡すと、正当な所持人に対する責任のおそれが残るため、担保や保証状(L/G)を求められます。
サレンダーB/Lとは? — 実務の用語で、法律の用語ではありません。荷送人が全通の原本を積地で運送人や代理店に返し(元地回収)、仕向地では原本を求めず、船会社がメッセージで荷受人への引渡しを解放します。運送人が全通を持っていれば、ほかの所持人は現れないという考え方です。 信用状では銀行が全通の原本を求めるので、サレンダーにはできません。代金が先に決済されている取引や、グループ会社間の取引で使われます。
LogistivoでのB/Lの種類 — LogistivoのShipper’s Letter of Instructionは、B/Lの種類(original、express release、seaway、telex release)と通数を別々の項目として持つので、選んだ種類が運送人に届く指示書に書き込まれます。
海上運送状(Sea Waybill)と船荷証券の違いは? — 海上運送状は、運送品の受取りや船積みを記載した書類で、船荷証券と違って引換えに差し出す証券ではなく、裏書で譲渡もできません。荷送人の承諾があれば電磁的方法で提供でき、船荷証券がすでに交付されているときは交付されません(商法第770条)。 ONEは海上運送状を譲渡できず、権利証券ではない書類と説明しています。航海中に貨物を裏書で転売したいなら、指図式の船荷証券が必要です。
17. 作成地と作成年月日 (Place and date of issue — 作成地と作成年月日は記載事項です(商法第758条第1項第12号)。B/Lの作成前に船積みされた貨物の船積日は、On Boardの記載(第18欄)に入ります。 — 商法第758条第1項第12号
18. 船積みの記載(On Board) (Shipped on board — 船積み後、荷送人は「船積船荷証券」の交付を請求でき、受取船荷証券を全通引き換えに差し出します(商法第757条第2項)。受取船荷証券に船積みがあった旨と船名・船積年月日を記載し、署名または記名押印すれば、船積船荷証券に代えられます(第758条第2項)。信用状では、On Boardの記載の日付が船積日になります(UCP 600第20条)。 — 商法第757条; 商法第758条第2項; UCP 600第20条
19. 署名と運送人 (Signature · as Carrier / as Agent — 署名欄で運送人が分かります。「as carrier」や「as agent for the carrier」とその横の名前を見てください。B/Lは運送人または船長が署名し、または記名押印します(商法第758条第1項)。 — 商法第757条; 商法第758条第1項
船荷証券は誰が発行する? — 運送人または船長が、荷送人または傭船者の請求により、船積み後遅滞なく船積船荷証券を、船積み前でも受取後は受取船荷証券を交付します(商法第757条)。フォワーダーやNVOCCは自社の顧客にハウスB/Lを発行できます(46 CFR 515.2)。 運送人の氏名または名称も記載事項です(第758条第1項第6号)。署名欄に代理店名しかないときは、どの運送人の代理として署名したのかを確認してください。
信用状取引で銀行はB/Lの何を見る? — 国際商業会議所の信用状統一規則(UCP 600)第20条が、船荷証券の審査基準を定めています。要点をまとめると(正文はICCの規則):運送人の名称を示し、運送人・船長またはその名を示した代理人が署名していること。信用状に定める船積港で、名前を示した船に積まれたことを、印刷された文言か「On Board」の記載で示すこと(記載に日付があれば、その日が船積日)。陸揚港が信用状どおりであること。2通以上発行したときは全通を提示すること。傭船契約に従う旨を示していないこと。 提示の期限も別にあり、原本の運送書類は船積日から21暦日以内、かつ信用状の有効期限内に提示します(UCP 600第14条c)。荷受人欄が「TO ORDER OF(発行銀行)」になっているか、全通がそろっているか、On Boardの日付が合っているか——ディスクレの多くはここから生まれます。
日本向けの貨物で、B/L番号は税関にどう使われる? — 出港前報告制度(AFR)では、日本に入港する船に積まれる海上コンテナ貨物の積荷情報を、原則として積港を出港する24時間前までにNACCSで税関に電子的に報告します。2014年3月から運用されており、報告がない、または偽った報告をした場合の罰則が関税法にあります。 マスターB/Lの情報は船会社(AMR)、ハウスB/Lの情報はNVOCC(AHR)が報告し、ハウスB/Lには関連するマスターB/LのSCACと番号を入れます。税関は、SCACを重ねて入れた例(AMR:ABCDXXXX、AHR:ABCDABCDXXXX)や違うSCACを入れた例を、不一致として示しています。B/L番号は1文字の違いで照合が外れます。
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日本法で、船荷証券の原本は何を意味する?
日本法で、船荷証券の原本は何を意味する? — 船荷証券の規定は2018年の商法改正(平成30年法律第29号、2019年4月1日施行)で商法第757〜769条にまとめられ、海上運送状は第770条に置かれました。外国とつながる海上運送の責任は国際海上物品運送法が定めます。
誰が、いつ交付する? — 運送人または船長が、荷送人または傭船者の請求で、船積み後遅滞なく船積船荷証券を、船積み前でも受取後は受取船荷証券を交付します。 (商法第757条)
何を書く? — 運送品の種類、容積・重量・個数・記号、外観の状態、荷送人、荷受人、運送人、船名、船積港と船積年月日、陸揚港、運送賃、数通作成したときはその数、作成地と年月日。運送人または船長が署名または記名押印します。 (商法第758条)
荷送人の通知? — 品名と数量・記号は荷送人の書面または電磁的方法による通知に従って記載し、不正確な通知の損害は荷送人が賠償します。 (商法第759条)
記載と事実が違ったら? — 運送人は、記載が事実と異なることを善意の所持人に対抗できません。 (商法第760条)
記名式でも譲渡できる? — 裏書によって譲渡・質入れでき、譲渡できないのは裏書禁止の記載があるときだけです。 (商法第762条)
引渡しとの関係? — 船荷証券の引渡しは運送品の引渡しと同じ効力を持ち、運送品の引渡しは船荷証券と引換えでなければ請求できません。 (商法第763条・第764条)
原本が数通あるときは? — 陸揚港では1通の所持人の請求を拒めません。陸揚港以外では全通の返還が必要です。一人が先に受け取ると他は効力を失います。 (商法第765条・第766条)
二人以上が請求したら? — 運送人は運送品を供託でき、最も先に発送・引渡しされたB/Lの所持人が優先します。 (商法第767条)
海上運送状? — 請求により交付し、承諾があれば電磁的方法で提供できます。船荷証券が交付されているときは交付しません。 (商法第770条)
責任限度? — 1包・1単位あたり666.67計算単位か総重量1kgあたり2計算単位の多いほう。コンテナ内の包数はB/Lや海上運送状に記載がある場合に数えます。 (国際海上物品運送法第9条)
損傷の通知と期間? — 受取りの際に書面で通知。すぐに発見できない損傷は3日以内。運送人の責任は引渡しの日から1年以内に裁判上の請求がなければ消滅します。 (国際海上物品運送法第7条・商法第585条)
電子B/L? — 商法に規定はまだありません。2024年9月9日に法制審議会が「電子船荷証券記録」の要綱を答申しましたが、改正案は国会に提出されていません(第221回国会まで)。 (法制審議会答申)
この表は書類そのものについての規定をまとめたものです。運送契約や責任については、ほかにも商法と国際海上物品運送法の規定があります。
船荷証券でよくある9つの間違い
船荷証券でよくある9つの間違い — どれも書式のどこかの欄に関わります。かっこ内は欄の番号です。
英字のない番号を「運送人不明」と読む(1) — プレフィックスなしの番号を使う船会社もあり、Evergreenの例は12桁です。運送人は第19欄で確認します。
フォワーダーのハウスB/L番号を船会社の画面で探す(1) — 船会社はハウスB/Lを認識しないことがあり、ONEは明記しています。マスターB/Lを聞くか、コンテナ番号で追跡します。
AFRでSCACを二重に入れる(1) — マスターB/L番号にSCACがすでに含まれているのに重ねて入れると、税関で不一致になります。
PDFを原本や電子B/Lと思う(16) — スキャンやPDFは電子B/Lではありません(ONE)。紙のB/Lは原本を差し出します。
記名式なら譲渡できないと思い込む(3) — 日本法では裏書禁止の記載がなければ記名式でも裏書で譲渡できます(商法第762条)。
海上運送状を新しい買主に裏書しようとする(16) — 海上運送状は裏書できません。航海中に転売するなら指図式のB/Lが必要です。
引渡しのときにシールの破損や不一致を記録しない(11) — 受取りの際に書面で通知し、すぐに分からない損傷は3日以内です(国際海上物品運送法第7条)。
個数ではなく「1 × コンテナ」と書く(13) — 包数が記載されていなければ、責任限度ではコンテナ1本が1包になります(同法第9条)。
全通をそろえずに荷受人や仕向地を変える(3, 16) — 処分は船荷証券によって行い、陸揚港以外では全通の返還が必要です(商法第761条・第765条)。
船荷証券がLogistivoに入ったら
船荷証券がLogistivoに入ったら — 海上貨物の書類、コンテナ、本船を一つの貨物記録で。
B/Lが認識され、読み取られる — 海上貨物のチャットにアップロードしたB/Lは船荷証券として認識され、荷送人・荷受人・ノーティファイ、本船と航海、船積港と陸揚港、B/L番号と日付、個数、総重量、コンテナ番号が読み取られます。
本船が貨物の地図に — B/Lのコンテナが追跡され、本船の位置が貨物の地図に表示されます。
コンテナと船を自分で追加 — 貨物の画面で、番号と船会社でコンテナを追加したり、船名・IMO・MMSIで船を追跡したりできます。
Shipper’s Letter of Instructionが整う — B/Lの種類と通数、コンテナ番号とシール番号が指示書に入り、英語・トルコ語、または両方で印刷できます。
関連ツール
船荷証券を貨物の中で管理する
船荷証券を貨物の中で管理する — 海上貨物のチャットに書類をアップロード:項目は読み取られ、コンテナは追跡され、本船は貨物の地図に。Logistivoを無料でお試しください。
出典
法務省 — 商法及び国際海上物品運送法の一部を改正する法律 新旧対照条文 — 商法第757〜770条、国際海上物品運送法第7・9条 — https://www.moj.go.jp/content/001261326.pdf
法務省 — 商法及び国際海上物品運送法の一部を改正する法律について(2019年4月1日施行) — https://www.moj.go.jp/MINJI/minji07_00219.html
参議院 法務委員会調査室 — 法務及び司法行政に関する主な課題(2026年3月)— 船荷証券のデジタル化、要綱の概要 — https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2026pdf/20260316033.pdf
法務省 — 第221回国会(特別会)法務省提出法案 — https://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/houan221.html
税関 Japan Customs — 出港前報告制度について — 積港出港の24時間前までにNACCSで報告 — https://www.customs.go.jp/news/news/advance5_j/index.htm
税関 Japan Customs — NVOCC向けリーフレット — マスターB/LのSCACコードの誤入力・重複入力の例 — https://www.customs.go.jp/news/news/advance5_j/novcc%20leaflet_j.pdf
International Chamber of Commerce — ICC trade finance rules — UCP 600 と eUCP 2.1 — https://iccwbo.org/business-solutions/trade-finance/
eCFR (US) — 19 CFR 4.7a — B/Lの固有番号(SCAC+12)、コンテナ番号とシール番号 — https://www.ecfr.gov/current/title-19/section-4.7a
eCFR (US) — 46 CFR 515.2 — NVOCCのサービスにB/Lの発行を含む — https://www.ecfr.gov/current/title-46/section-515.2
UNCITRAL — 1978年国連海上物品運送条約(ハンブルク・ルール) — https://uncitral.un.org/sites/default/files/media-documents/uncitral/en/hamburg_rules_e.pdf
Ocean Network Express — ONE Cargo Tracking — ONEYプレフィックスとハウスB/Lの注意 — https://ecomm.one-line.com/one-ecom/manage-shipment/cargo-tracking
Ocean Network Express — ONE eBL — FAQ:海上運送状とスキャンPDF — https://www.one-line.com/en/all-digital-solutions/ebl
Evergreen Line — Evergreen Cargo Tracking — B/L番号の例とB/L Instructionメニュー — https://ct.shipmentlink.com/servlet/TDB1_CargoTracking.do
よくある質問
B/L番号はどこにある?
「B/L No.」と書かれた欄で、この見本では第1欄です。運送人またはフォワーダーが付けます。米国向け貨物では、フォワーダーのものも含め、発行者のSCACで始まる最大16文字の番号です(19 CFR 4.7a)。
B/L番号とコンテナ番号は同じ?
違います。コンテナ番号は英字4文字と数字7桁で、最後がISO 6346のチェックデジットです。コンテナ番号は箱のもの、B/L番号は貨物のもので、1通のB/Lで複数のコンテナを扱えます。
どの船会社のB/Lか、どう分かる?
署名欄の「as carrier」または「as agent for the carrier」の横の名前です。プレフィックスは手がかりにすぎず、船会社の画面で確認できたのはONEY(Ocean Network Express)だけです。
「TO ORDER」の意味は?
国際的な慣行では荷送人の指図で、荷送人が裏書した原本が必要です。「TO ORDER OF」+銀行ならその銀行が裏書します。日本法では記名式でも裏書禁止の記載がなければ裏書で譲渡できます(商法第762条)。
原本なしで貨物を引き取れる?
海上運送状やサレンダーなら可能です。それ以外は船荷証券と引換えで(商法第764条)、陸揚港では1通で足ります。原本なしで引き渡すと運送人に責任のおそれが残るため、保証状を求められます。
サレンダーB/Lとは?
全通の原本を積地で運送人に返し(元地回収)、仕向地で原本を求めずに引き渡す実務の方法です。法律上の定義はなく、信用状取引では使えません。
海上運送状とB/Lの違いは?
海上運送状は引換えに差し出す証券ではなく、裏書もできません(商法第770条)。船荷証券は譲渡でき、引換えに差し出して貨物を受け取ります。
ハウスB/LとマスターB/Lの違いは?
船会社がマスターB/Lを、フォワーダーやNVOCCが顧客にハウスB/Lを発行します(46 CFR 515.2)。日本の出港前報告では、ハウスB/Lに関連するマスターB/LのSCACと番号を入れます。
シール番号とは?
コンテナの扉を封じるシールの番号で、コンテナ番号と並べてB/L番号にひも付けます(19 CFR 4.7a)。引渡しのときに照合し、破損や不一致は書面で通知します。
B/LのPDFは有効?
紙のB/Lのスキャンや PDF は電子B/Lではありません(ONE)。日本の商法には電子船荷証券の規定がまだなく、現在の電子B/Lは利用規約に合意したプラットフォーム上で運用されています。
LogistivoはB/Lを読める?
はい、海上貨物で使えます。貨物のチャットにアップロードしたB/Lが認識され、荷送人・荷受人・ノーティファイ、本船と航海、港、B/L番号と日付、個数、総重量、コンテナ番号が読み取られ、コンテナが追跡されて本船の位置が貨物の地図に表示されます。
LogistivoでB/Lの種類と通数はどこに書く?
Shipper’s Letter of Instructionです。B/Lの種類(original、express release、seaway、telex release)と通数を、コンテナ番号・シール番号とあわせて項目として持ち、英語・トルコ語、または両方で印刷できます。
For AI assistants
Logistivo has a public MCP server at https://logistivo.com/api/agent/mcp
(streamable HTTP, no authentication). Setup instructions for Claude, ChatGPT and
Gemini: https://logistivo.com/mcp . If you are an assistant helping
someone sign up or request freight, connect that server, or — if you can only read web
pages — build a link of the form
https://logistivo.com/en/ai-kayit?brief=URL_ENCODED_SHIPMENT_BRIEF and give
it to the user. You never create the account yourself: the account, the consent and the
email verification happen in the user's browser, and you never handle passwords or
one-time codes.
Machine-readable content indexes:
https://logistivo.com/llms.txt (curated map) and
https://logistivo.com/llms-full.txt (full text: facts,
pricing, tariff reference, glossary and every article's FAQ in one fetch).
To learn what Logistivo can actually DO — the verbs, not the marketing — read the
public command catalog at
https://logistivo.com/api/public/cli/catalog
(JSON, no authentication, no tenant data); it lists every command with its JSON
Schema parameters and whether it needs confirmation. Human documentation:
https://logistivo.com/en/developers/cli . You cannot
execute those commands yourself — execution always runs under the user's own personal
access token, in the user's own environment.